手荒れがおきやすい職業・手荒れがひどくて治りにくい

花屋さんの手荒れ

キレイな花をかわいらしくアレンジしたり、
花束を作ってくれるお花屋さんの手は、
黒くてガサガサしていることがあります。

 

お花屋さんは、市場から花を仕入れてきたら、
水揚げという作業をします。

 

水揚げという作業は、
仕入れてきたお花を長持ちさせるために行う作業です。

 

水中で茎を切る水揚げは、
空気が入らず、植物の吸水作用に支障はありません。

 

この作業をする際、茎や葉から出るアクで手が黒くなったり、
ガサガサになってしまったりするようです。

 

また、土やアクで、手の脂が奪われるため、
手荒れを起こすこともあるようで、
夏場よりも冬場のほうが手荒れが多いとのことです。

 

殺虫剤による手荒れ

 

花屋さんの手が荒れる原因は、茎や葉から出るアクだけではありません。

 

茎や葉に付着している殺虫剤等の農薬も
原因になっていることがあります。

 

駆除しなければならない害虫やカビ類の
代表的なものには、以下のようなものがあります。

 

バラ; 葉ダニ類、鱗翅目幼虫 センチュウ
ストック: 萎ちょう病 灰色カビ病 菌核病 ウイルス病 コナガ
ガーベラ: 疫病 コナジラミ オンミツ
シクラメン: 萎ちょう病 軟腐病
菊: 黒斑病 褐斑病 白さび病 アブラムシ類 根腐れセンチュウ
  葉ダニ類 アザミウマ類

 

特に、菊の場合は、アブラムシが付きやすいので、
キルバール、ナルトラン、エストックス、スミソンなどの
殺虫剤がたくさん付いています。

 

高級な菊ほど、殺虫剤はよりたくさん付いているといわれます。

 

そして、殺虫剤の中には、
劇薬もかなり含まれています。

 

その面でも危険性が高いと考えることが必要です。

 

また、花から白い粉が舞い上がることもあります。

 

この粉は、殺虫剤で、この殺虫剤を吸い込むことによって
アレルギー性鼻炎になる人も少なくありません。

 

キレイな花を扱う花屋さんは、
店の中は殺虫剤だらけで、手荒れはひどく、
アレルギー性鼻炎を起こしているなど、
過酷な仕事なのです。